SNSを活用する花屋が増加!成功するためのポイント

ビジネススキル

さて、今回は花屋とSNS(SNS=ソーシャルメディア)のお話です。
実は最近、SNSを上手に活用して集客につなげている花屋さんが増えているんですよ。私のような古いタイプの花屋も、「これはやらなきゃ!」と思ってX(旧Twitter)やInstagramを勉強しているところです。
では、どうやってSNSを使いこなせばお花屋さんの成功につながるのか、ゆるっと語ってみますね。

花屋がSNSに注目する理由

広告に大きなお金をかけられない個人経営の花屋でも、SNSならアイデア次第で大勢の人にアプローチできます。例えば昔ながらの商店街の花屋でも、Instagramに素敵なブーケの写真を載せれば全国から反応がもらえるかもしれません。実際にSNS総フォロワー数が61万人を超える普通の花屋さんも登場しています​。

私も最初は半信半疑でしたが、「花屋×SNS」は相性がいいんです。

  • コストをかけず自分の店をPRできる(投稿は基本無料)
  • 画像や動画との相性が良く、花の魅力を伝えやすい
  • 遠方の人にも届くので新規ファン獲得につながる可能性大

メインSNS別・活用のコツ

花屋さんに人気のSNSとして、X(旧Twitter)、Threads、Instagramがあります。それぞれ特徴が違うので、うまく使い分けると効果的ですよ。

X(旧Twitter)の活用方法

Xはリアルタイム性が魅力。入荷情報やセールなど**「今」のネタをつぶやくのに向いています。
例えば
「本日〇〇のバラ入荷しました!先着5名◯◯サービス!」
なんて投稿を朝に流せば、常連さんがそれを見てお店に来てくれるかもしれません。
文字数は限られますが、写真も添付できますし、短いメッセージで**気軽に交流**できるのが利点です。

  • 今日のおすすめ花材や入荷を即発信
  • お客様との軽いやり取りで親近感アップ(リプライでお礼など)
  • ハッシュタグ(例:#花のある暮らし)で話題に乗ると拡散力◎

Threadsの活用方法

ThreadsはInstagramと連携した新しいSNSです。
Xよりも花屋の呟き(悲痛な叫び?)が多く見られる気がします。

まだ日本ではユーザーが限られますが、Instagramフォロワーに対してよりカジュアルな情報発信ができます。文字中心なので、花の豆知識や日々の出来事をつづるミニブログのように使っている花屋さんも。
写真がメインのInstagramに対し、Threadsでは店主の人柄や想いを文章で伝える場として活用するのも面白いでしょう。

  • 日常の裏話や花にまつわる小ネタをテキストで共有
  • Instagramには載せないラフな内容で親近感を演出
  • まだ競合が少ないので早めに始めて存在感アップも狙える

Instagramの活用方法

そしてお花屋といえばやはりInstagram!
写真と動画が主役のこのSNSは、花の美しさをダイレクトに届けられます。たとえば青山フラワーマーケットさんは、運用開始から約1年でフォロワー1万人を突破したそうですよ​。

秘訣はおしゃれな写真をコンスタントに投稿したこと。それからFacebookでInstagram始めましたって告知したら一気に増えたとか​。

ハッシュタグも重要で、「#flowerstagram」など人気タグを効果的に使うと反応が抜群です​。

  • 綺麗な写真や動画でお店の世界観を発信
  • ストーリーズやリールで動きのある花の魅力も伝える
  • ハッシュタグ戦略:人気タグ(例:#flowerstagram)で新規ユーザーの目に留める​
  • フォロワーとのコミュニケーションを大事にしてファン化(コメントに返信、DM対応)

SNS成功事例に学ぶ

具体的な成功事例を少しご紹介します。例えば、先ほど触れた青山フラワーマーケットさんはInstagramフォロワーを1年間で1万以上獲得しました​。

既存のFacebookで宣伝し、毎日写真を投稿する地道な努力が実ったそうです。私の知り合いの花屋さんでも、Instagramで人気アカウントになって通販の注文が激増した人がいます。

また、「世界の花屋」さんというオンライン専門の花屋は、コンセプトのある投稿でInstagramフォロワー6.6万人(2022年時点)を集めています​。

写真にショッピングタグを付けて、見た人がそのままECサイトで買える仕組みも活用しています​

これなんかはSNSと通販をうまく連携させた好例ですね。

  • 青山フラワーマーケット:1年でフォロワー1万超え​。既存SNSで宣伝&定期投稿が奏功
  • 世界の花屋:フォロワー6.6万。投稿から直接EC誘導し売上アップに成功​
  • プロポーズ専門花屋 (MORIYA):TikTokをメインに感情に訴える投稿を駆使してSNS総フォロワー61万人に到達​。動画で感動を伝え認知度拡大

ツール活用とSNS運用のポイント

SNS運用を楽にするツールも色々あります。
投稿を予約できるツールや、複数SNSを一括管理できるアプリなんかは忙しい花屋の強い味方です。

例えば、InstagramとFacebookに同時投稿できる仕組みを使えば手間が半減します。
また、SNS分析ツールでどの投稿が人気かをチェックすれば、次に何を投稿すればいいかヒントが得られます。

最後に、SNS成功のためのポイントを箇条書きでまとめますね。

  • 一貫したブランディング:投稿の写真のテイストや色味を揃えて、お店の雰囲気を統一
  • 投稿頻度の維持:できれば1日のうちに数回は発信し、フォロワーとの接点を絶やさない
  • フォロワーとの対話:コメントへの返信や「いいね!」で双方向のコミュニケーション
  • SNSと販売の連携プロフィールにショップリンクを載せる、ショッピング機能を活用する​
  • 分析と改善:インサイト(閲覧数やエンゲージメント)を確認し、反応の良い投稿を研究

SNSは最初は手探りかもしれませんが、続けていくとお店の「ファン」が確実に増えていきます。
家族にも「最近うちのお店、Instagramで見たってお客さん来たよ!」なんて報告できる日が来るかもしれませんよ。

次の記事では、SNSとも関連しますが花屋のEC(オンラインショップ)で業績を伸ばす方法について、成功事例を見ていきましょう!

<参考資料>
note.「SNS総フォロワー61万人を超えた普通の花屋の生き残り戦略その7(エゴの壁)
青山フラワーマーケット~運用開始1年でフォロワー1万超えの理由とは~
【解説】花屋・花関連ビジネスのInstagramアカウント事例5選と運用のポイント


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プロフィール
この記事を書いた人
はなと

茨城県出身・川崎在住のフローリスト「はなと」。花屋歴18年の経験を活かし、新たなキャリアを追求中。花の魅力を伝え、花業界の可能性を広げるべく、ブログ「Hana Shift」やSNSで情報発信しています。

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